今年度から小学一年生対象の『試行力・記述力診断テスト』が始まりました。
テスト慣れしている方もいらっしゃいますが、多くの方々は塾のテスト未経験。
一生懸命頑張ってくださいました。
私は国語科の採点をいたしました。一年生が間違えたのはどんな問題だったのか。ちょっとお伝えしますね。
ひらがな
ひらがなを正しく書くのは大人が想像するより難しいことです。日々文字を使うようにして、しっかり書けるようにしましょう。
学校での勉強が大切ですね。
仮名遣い
「は・わ」「へ・え」「を・お」などの使い分けが難しいようです。時と場合を考えなければならないので、音から文字に直すのに精いっぱいの今の時期、
一年生の皆さんにとっては難しいと思います。逆にまったく間違えないという方は、実は普通ではなく、できている方なのかもしれません。
生活の中の言葉
今後学年が上がるにつれ、様々な文章に巡り合うと思います。物語、随筆、論説文・・・。
科学や社会、思想なども触れることになります。
けれどもやはり基本は人間が生きているということ。この出発点となる普段の生活を大切にして、その中の身近な物事を表す言葉をたくさん覚えていくことが、
難しい文章に取り組む土台となります。
話の流れ
どのような状態が、どのような結果になったら「お話になる」のか。これは物語に触れ、面白く感じた経験を積むことで身についていくものです。
様々なお話の中で共通していること、違っていること。悲しい結末、ハッピーエンド。色々な読書経験が「お話になる」とはどういうことか教えてくれるでしょう。
答え方
空欄にあてはまるように書いたり、文末表現を整えたりするのは慣れが必要ですね。
エクタスでは二学期にも一年生の『試行力・記述力診断テスト』を予定しております。一学期に受けた方も、そうでない方も、ぜひお越しください。