まず,図1のように□に名前を付けたうえで,順にあてはまる数を求めていきます。
各列の和はそれぞれ38なので,ア列に注目をして,F=38-(11+18)=9であることがわかります。ここからが本番です。手順はいろいろとありますが,例えばカ列とエ列に注目をすると,A+B=38-10=28,B+H=38-(4+19)=15となります。この条件を満たす数の組み合わせは,すでに書かれている数と重複するものを除くと,(A,B,H)=(16,12,3), (15,13,2)の2通りです。ソ列を考えると,A+C=38-9=29より,(A,C)=(16,13),(15,14)のいずれかとなります。
Aが16の場合とAが15の場合に分けてみます。A=16の場合,図2のようになります。ここで,オ列に注目をしてE,Iに入る数字を考えます。E+I=38-10=28となります。この条件を満たす数の組み合わせは,すべてすでに書かれている数と重複してしまうので,見つかりません。