「もういくつ寝るとお正月」ということで、受験までに時間がある学年のお子さまは楽しい冬休みに入りますね。受験生と我々塾講師にとっては厳しい冬休みとなりますが。
年末年始はたくさんの行事があります。
クリスマスツリーを飾り、サンタさんにプレゼントをお願いし、ケーキを食べ、プレゼントを開け、大掃除をし、お飾りを飾る。紅白歌合戦を見て年越しそばを食べ、除夜の鐘を聞きながら眠りにつく。朝起きたら「明けましておめでとうございます」と挨拶をし、若水を飲み、雑煮を食べ、初詣に行く。お年玉をもらい、百人一首やいろはかるた、すごろくで遊んでおせちを食べる……
これらの行事は時代とともにどこの家でも行われるというものではなくなりつつありますが、文学の世界や大人の中では健在です。中学校の先生が常識だと思っているであろう事柄は、おなじく常識として知っておくのが受験生のたしなみといえましょう。
受験学年以外の方は、勉強以外にも、こうした年中行事をしっかり意識して、問題作成者が常識だと思っている事柄も身につけていきましょう。
年明け、お雑煮の話題になったときにありがちな会話があります。
「君の家のお雑煮、どんなお雑煮?」
「ふつう」
常識以外に、説明の仕方も身につけていきましょう。
もちろんエクタスでは記述式解答のもんだいでしっかり指導しておりますので、上記のような会話にはならないはず、でございます。