ゴールデンウィークもあっという間に終わり、5月も半ばです。
受験生にとっては、「天王山」といわれる夏休みまで二ヶ月足らずとなりました。
例年、この時期には国語について「苦手」という先入観を持つ生徒が多く見られます。
『観念は現実を作る』ということばがあります。
人の思い込みによって、結果も変わってくる・・・早い話が、思ったように事は動くものだ、ということです。
たとえば、テストを解く際も苦手意識の強い人ほど、本文を読んだ段階で「難しそう・・・」と決め込んでしまう。設問をよく読めば決して難しくないものを、設問の読みをしっかりせず正解できない。その結果、ますます苦手意識が強くなる・・・という悪循環です。
プロ野球に関心のある人は、今年のセントラルリーグのペナントレースに異変を感じているのではないでしょうか。解説者の多くが「間違いなく最下位」と予想していたヤクルトスワローズというチームが5月14日段階では首位になっています。主力選手が抜け、けが人も多く、どう考えても優勝争いは無理だろう・・・なんて予想を見事に覆しています。
監督がとても明るい性格で、選手が少し失敗しようが、叱るのではなく「次、頑張ろう!」と声かけをする。
もしかすると、当の選手たちが一番先入観を持っていたかもしれません。「今年は無理だろうな」って。でも、実際試合が始まって1週間2週間・・・と過ぎていく中で「もしかしたらやれるかも・・・」と変わっていったのではないでしょうか。
「いわしの頭も信心から」などということわざもあります。
まずは自分の力に自信を持つこと。「やれば絶対に自分もできるはず」と。ただし、根拠のない自信はダメ。日々の宿題をこなすことは当然として、苦手な人は苦手であるからこそ、宿題以外に「これも毎週やろう」と自分で決めて実行する。それを夏まで愚直に実行してみてください。
「努力は裏切らない」というように、いつか必ず結果に出始めます。
「苦手」という先入観を捨て、有意義に夏を迎えられるよう頑張りましょう。