第4回の解答
前回は「表現効果」の問題でした。入試で出題される問題の中でもっとも難度の高い問題です。
表現の効果を聞く問題が出たら、以下の形で解答をまとめましょう。
Aということを描くことで、Bということを(読者に)
① 強調する効果。
② 暗示する効果。
AとBの部分を考えればよい、ということになります。
① の問題
先生が厳しく注意されて、校庭のざわめきが教室に響いているということを描くことで、それだけ教室中が静まりかえっているということを強調する効果。
② の問題
雲ひとつない青空が広がっているというさわやかな情景を描くことで、C君はこれからきっと幸せな人生を送るだろうということを暗示する効果。
字数制限がある場合や短く答える必要がある場合は、いきなりBの部分から書いても良いでしょう。
それでは「今回の問題」です。
「しりとり」で比較的短時間で相手に勝つにはどうしたら良いでしょうか。良い方法があるかどうか、考えてみましょう。