いよいよ、2月1日まで残り10日ほどとなりました。6年生の皆さん、本当に本当によく頑張っていますね。これまでの努力が報われる瞬間もきっと近いですよ。
さて、大本命の入試を迎えるにあたり、「社会がものすごく得意というわけではないけれど、あと少し気を付ければ合格点を越えられる」という人や、「あと何に気を付けたら数点上げられるんだろう」と思っている人もいると思います。きっとこれまでたくさんの指導や注意を受けてきた皆さんですから、気を付けたいことはたくさんあるでしょう。しかし、ただでさえ緊張感漂う入試の最中に、あれもこれも気を付けることは無理がありますし、気にしすぎて集中を欠いては本末転倒です。ここまで来たら気を付けることを1つだけに絞りましょう。これまでの授業・模試・過去問演習で、「これでいつも数点落とすけれど、解いているときに意識したら間違えずに済んだ」経験のあるもの、きっとありますよね。
ここで大切なのは、気を付けることをできる限り具体化していくことです。たとえば、「誤字脱字でよく減点される」というケースだけでも、細かく見ていくと以下のように分けることができます。この中で自分がどれをやりがちなのか、どれなら意識しやすいのか、意外にわかっていないものなんです。
・漢字の誤り①(社会科の用語で間違う)
・漢字の誤り②(社会科の用語に限らず全般的に間違う)
・漢字の誤り③(正しく書いているつもりだが、字の形が悪いなどの理由から誤字と判断される)
・送りがなの誤り
・助詞の抜け
・句読点の抜け
…
自分が何に気を付けたらいいのか判断が難しい人は、塾の先生に相談してみても良いと思います。最後の数点アップを武器に、張り切って入試に臨んでくださいね。