先週紹介した灘中の問題を解説します。
求める図形は,下図のイ2つとウ1つを組み合わせた図形と等しい面積になります。イ2つとウ1つを組み合わせたうえで,左下の白い四分円を中央に移動させると,ちょうど円が通過しない部分を空けることができます。
イの面積はアの面積に等しいので,ア×2+ウ×1によって,答えを求めることができます。
12×12×3.14×1/6×2+12×12×3.14×1/12=188.4(㎠)
式は単純ですが,大変にやっかいなパズルですね。短時間で解くよりもじっくりと考えさせて子供を伸ばしたい問題です,