10月になりました。みなさまにとっての秋はどんな秋でしょうか。
食欲の秋、読書の秋…世の中にはたくさんの「~の秋」があります。それと同時に、学校行事が多いのも、この時期です。運動会、学習発表会など、小学生にとってワクワクする楽しいイベントが、たくさんあります。エクタスに通っている低学年の生徒さんたちも、普段通っている曜日に来られないから、と他の曜日にお振替して授業に参加してくれたり、お休みしてしまった分のプリントを後から提出してくれたり、がんばり方は人それぞれですが、学校のイベントにもしっかり取り組みながら、毎日を過ごしています。
さて、前回このブログで、エクタスのジュニアの国語の授業について少しご紹介させて頂きました。今回はアルゴの大会が控えていることもありますので、アルゴクラブについてご紹介させて頂きます。
そもそも「アルゴ(algo)」というゲームはみなさまご存知でしょうか。黒と白、それぞれ0~11の数字の書いてあるカードを使い、見えているカードから推測して、相手の持っているカードの数字を当てる、というシンプルなゲームです(遊び方を変えれば、一人で遊ぶこともできます)。
実はこのゲーム、ただの知育ゲームではありません。私はボードゲームが趣味ですが、ボードゲームを楽しむ会で、大人も夢中になって遊んでいるゲームです。カードは全部で24枚、場合によっては全部使わないこともあります。ものすごく難しいルールがあるわけでもありませんから、小学1年生の方もすぐに遊べるようになります。それでも夢中になってしまう秘密…個人的な意見になりますが、それはシンプルなルールの中でも実現されている「一生懸命考えてうまく出来たときの嬉しさ」にあると思います。
ゲームやパズルというのは大概、「できた!」「勝った!」「分かった!」という部分が楽しさを感じる部分だと思います。小学校低学年の方の集中力・理解力でも十分取り組める難易度でありながら、奥が深く、楽しい感覚がたくさん味わえる。それがアルゴクラブです。
エクタスでは、小学校1~2年生の方がアルゴクラブに通っています。授業内では、前述のアルゴゲーム以外にもたくさんのゲームがあり、ポイントをもらいながら、「できた!」「勝った!」「分かった!」という気持ちとともに、頭の中にある数学的・立体的なセンスを鍛えていきます。このような力や自信、楽しむ気持ちというのは、低学年のお子さんがもう少し大きくなったときに、きっと算数や数学、ひいては勉強していくこと自体を支えるベースとなってくれることと思います。なにより、楽しんで周りのお友達と切磋琢磨した経験も、宝物になってくれるでしょう。
アルゴクラブに通って来て下さっている皆さんの中には、もうすぐ昇級・昇段試験や、全国大会の予選(これに勝ち抜くと、エクタス代表として、全国大会に出場できます)が控えている方もいますね。参加される方は、ぜひ自分の力を発揮できるように、お家での自主トレもがんばってください。コーチも皆さんのことを応援しています!元気よく、マナーよく、集中して、ですよ!