前回の解答です。
(1)97÷2+8÷16
(2)49÷2+8÷16、98÷4+6÷12,
74÷3+6÷18
【解説】
右がわの□÷□□(この部分をこれから「右がわ」とよびます)がかならず整数にはならないので、左がわの□□÷□(この部分をこれから「左がわ」とよびます)も整数にはならないようにあてはめなければなりません。
(1)
なるべく大きな数にするのですが、右がわはどんなに大きくても1以上にはならないので、左がわを大きくすることが大切です。
左がわを大きくするには、左の分子はなるべくおおきく、分母はなるべく小さく、かつ約分されて整数にならないような数がいいでしょう。
条件をみたす式は97÷2です。
これに右がわをたして整数になるようなら、一番大きな数と言っていいでしょう。
整数になるためには右がわの分母は約分すると2になるような数、12か14か16か18のいずれかで、かつ今まで使われていない数字で作ることができる組み合わせは、8÷16だけです。
(2)
右がわが1以上にはならないので、左がわは24よりおおきく25未満の計算になることが必要です。
□□÷2のばあい、49、
□□÷3のばあい、74
□□÷4のばあい、97か98
□□÷5以上だと、24より大きくなるためにはわられる数は120より大きくならなければなりませんから、条件をみたす数はできません。
よって、左がわで考えられるのは
49÷2、74÷3、97÷4、98÷4ですから、あとはうまく当てはめてみましょう。