3月に入り、中学入試の結果を総括したエクタスの『入試報告会』の申込期限が迫っております。お申し込みはエクタスのホームページからできますのでお急ぎください。
さて、エクタスの生徒が受験した、筑駒・御三家・駒場東邦各中学校の詳しい入試問題分析は『入試報告会』でお知らせするとして、国語の問題として出題された文章の中から、複数の学校で出題されたものをご紹介いたしましょう。
まず桜蔭・鴎友などで出題された稲垣栄洋さんの『はずれ者が進化をつくる : 生き物をめぐる個性の秘密(ちくまプリマー新書)』。稲垣さんはここのところ入試問題で『大人気』で、他の著作も他校で出題されています。
また、池内了さんの『なぜ科学を学ぶのか(ちくまプリマー新書)』。こちらは吉祥女子や淑徳与野などで出題がありました。
この二冊からの出題があわせて十校以上ありました。両方ともちくまプリマー新書なのは偶然だと思いますが、本選びのきっかけにはなりそうです。
読書好きでも説明的文章をあまり読まない方は多いと思います。説明的文章・文学的文書両方を出題する学校は多いので、もう少し、説明的文章を読む経験を増やしてみてはいかがでしょうか。
物語文では寺地はるなさんの『水を縫う(集英社)』が市川中・海城中・東邦大東邦中など多くの学校で出題がありましたので、物語好きの方は読んでみてはいかがでしょうか。
以上入試問題からの読書案内でした。入試分析につきましては、エクタスの『入試報告会』をホームページからお申し込みになり、動画を視聴いただければ幸いです。よろしくお願いいたします。