ケアレスミスの一つでよくあるのが(あってはならないのですが)設問で聞かれていることに対して答えていない答案。条件を読み落としたり、文末表現が違ったり…。
これに対する対策はいくつかあります。例えば、指でなぞる、条件に印をつける等。
その中でもおすすめなのが「設問と会話するように答える」こと。「どうして○○したのですか。説明しなさい」という設問を「なんで○○したの?」と話しかけられているように受け取り、「だって△△して××な気持ちになったもん」とおしゃべりしてみる。
会話というのは言葉のキャッチボールに例えられることがよくあります。「設問を読む」ことはまさに「キャッチ」することです。書き言葉に対して書き言葉で答える「硬式ボール」でのキャッチボールが難しいのであれば、まず会話という「軟式ボール」でキャッチボールしてはいかがでしょうか。もちろんそのままで良いわけではありませんが、繰り返すうちにうまく書き言葉でも設問と会話できるようになってきます。そうなれば聞かれていることを間違えないようになるでしょう。