先日授業で山の様子をたとえる問題を扱いました。何にたとえていたかというと『ぞうげ』、象の牙にたとえていました。これがエクタスに通う優秀なお子さんでもわからない方が複数名いらっしゃいました。つまり大人(問題作成者)にとっての常識と、お子さんにとっての常識が違ってきているのですね。
家族関係(叔父甥従妹など)を説明するとき、朝日新聞の4コマ漫画で、アニメにもなって今も続いている『サザエさん』を例に出すことが多かったのですが、サザエさんもよく知らないお子さんがいらっしゃいます。テレビ番組を見ないで勉強するのは偉いのですが、みんなが知っていることを知らないと話が伝わらないことがあります。ここでサザエさんの視聴を勧めているわけではありませんが、受験生はなるべく大人の人、つまり『問題を作る中学校の先生が考える子供の常識』と同じ常識を持っていることが望ましいといえます。
では『大人が子供の常識だと思っている常識』というのはどのように身に付くものなのでしょうか。それは日々の生活の中で大人の人と会話をすること、大人のお話を聞かせてあげることを通じて養われていくものだと思います。お忙しい中とは思いますが、ご家族の会話と言うものを大事にしてください。その際に会話の題材として、社会の問題であるとか科学の話題であるとか、そういったものについてお話しすると、理科と社会の知識も増えますね。
違う時代の常識についてはどうでしょうか。これは中学校の先生が少年少女時代に読んできたような文章に触れることが常識を身に着ける一助となります。
「名作」と言われている文章がいいですね。
そこでオススメなのが講談社の少年少女文学館シリーズ。大人だったら誰もが読んだことのあるものが選ばれ、文章の上の欄に説明が豊富にあるので途中で、
調べ物などで中断することなく読み進めることができますし、様々な時代・社会の様々な知識を得ることができます。図書館などにありますのでご一読をお勧めします。
時代が違うものについてはどうでしょうか。これも中学校の先生が少年少女時代に読んできたような文章に触れることが望ましいと思います。
「名作」と言われている文章がいいですね。
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