めっきり秋らしくなりました。もうすぐ11月です。
受験生にとっては、もう追い込みの時期といってもいいでしょう。あと2か月勉強したら入試がスタートし、その1か月後にはいよいよ御三家を始めとする都内入試の火蓋が切られます。
そんな時期ではありますが、今回は低学年の学習についてお話しします。今は小1から塾に通ってお勉強をすることも珍しくなくなりました。これは早い時期から受験勉強を始めさせたいという保護者様のお考えがあるかもしれませんし、教科の学習に留まらず、様々な体験をさせたいというご希望もあるのでしょう。
そのため、低学年の学習スタイルには様々なものがあります。学校で学習する内容を補完するための学習であったり、お稽古ごとのようなものであったり、知力を鍛えるためのものであったりします。
エクタスのジュニアコース(小2・3)では算数と国語の授業を開講していますが、一般的な塾の学習とは違います。知力を鍛え、知的好奇心を持たせ、将来の最難関校受験に備えるための講座に特化しています。算数では与えられた条件やルールを読み取り、正確に考え、いろいろな方法を試したり、パズルを使って自分で考えて解いていく力を養成しています。国語では表現力や想像力、語彙力を身につけさせ、書く力・記述力の基礎を養成していく講座になっています。そのため、文を書いていく時間を多く取っています。
このような学習は、低学年で始めた方が圧倒的に有利ですし、逆に考えるとこの時期にしか時間を取りにくい学習といえるでしょう。
エクタス各校では授業のほか、定期的に開催する小2・3年生対象無料公開テスト『試行(思考)力・記述力診断テスト 』でも、これらの力を診断しています。毎回多くのお子さまにご受験頂き、「計算は早いし、得意だけれどもこういう問題はふだんやっていないので、難しかった。でもまたやってみたい。」「漢字はたくさん知っているし、本読みもしているけれど、絵を見て想像できることを言葉にして書いていく問題は難しいかった。」などの多くの感想を頂いております。そして、「もう一度チャレンジしてみたい」と多くのお子さまが話してくれます。
低学年だからこそ、様々な体験ができる学年だからこそ、将来の最難関校受験に必要な「試行(思考)する力」を身につけてもらいたいと思っています。