こんにちは、池袋校の荒井です。
今年も算数オリンピックの開催が決定されました。トライアルは6月13日(日)の開催です。Z会エクタス栄光ゼミナール各校は受験会場となっています(詳細やお申し込みは算数オリンピック委員会のウェブサイトをご確認ください)。皆さまの参加をお待ちしております。
算数オリンピックとは、才能発現の場となることを目的に開催される算数のイベントです。算数オリンピックでは持ち前の思考力と独創性を競います。その問題は思考力を必要とする洗練された良問で構成されています。算数好きの方は参加を楽しみにしていると思います。
池袋校でも算数オリンピックの過去問集に楽しみながら、時には苦しみながら向きあっている生徒が多数います。
担当の生徒には
「自分で3回は考えて、それでも上手く行かなければ質問に来なさい」と伝えています。
担当の塾生には、質問対応はもちろんですが、必要があれば個別に優先順位や復習方法のアドバイスさせていただいています。それぞれの塾生は算数オリンピックに向き合う背景や、課題となる分野が異なるため、一律のアドバイスでは有限の時間を生かしきれません。
全ての塾生がメダル獲得を目的にしている訳ではありませんが、一例として現小6の学年の小3当時~現在の状況を紹介します。算数オリンピックキッズBEE(低学年の部)において、担当生徒11名(当時小3生)が受験し7名がメダリストとなりました。素晴らしい成績だと思います。今でもおおきな自信になっていることでしょう。
一方で当時は、望む結果を出せなかった生徒もいました。後にお母さまに伺うと、その時の経験が、何年も自らのモチベーション向上につながっているのだそうです。算数を楽しむ気持ちは今も変わらないそうです。前向きな姿勢の塾生を頼もしく思います。このような塾生は現在塾内で好成績を修めています。3年前のメダルを獲得できた経験、あるいは獲得できなかった経験が今でも好影響をもたらしていると感じます。
算数オリンピックを通して、第一に算数を楽しんで欲しいです。第二に才能を発現し実力向上につなげて欲しいです。そのためには多くの優秀生は、算数オリンピックの問題を解きながら、情報整理の方法を洗練させていく必要がるでしょう。限られた時間の中では、優先順位をつけて取り組む必要もあるでしょう。
今年の算数オリンピックへの参加が、長期にわたり価値をもたらし続けるよう、サポートさせていただきたいと思います。