先々週に、毎日新聞の取材があり、11/28の日曜版にその内容がのりました。取材内容は、今の時期から何に気をつけなくてはいけないか、どんな心構えでいればよいのか等・・・受験に関してのタイムリーなものでした。
『ああ、今年もこの時期が来たなあー』と思います。毎年、この時期になると、保護者の方に同じような話をしますが、いつもその内容は『12歳の受験です。』『主役は子供達です。』『受験は人生のゴールではありません。』『成長のための受験でないと意味がありません。』『自分で受験したほうが楽かもしれませんね。』・・・合格をいつも頭に据えながら、不合格の時のことを思っての話をします。
学力も精神力も子供達は実はとても強いし、受験勉強を通して大人になっています。その強さを何度も見て、信じているのに何故なのだろうとかと思います。
受験校の選択から学ぶもの、第一志望の合格から学ぶもの、不合格から学ぶもの、進学校の選択から学ぶもの、お母さんの優しさからまなぶもの、家族の中で学ぶもの等など・・・若いときと違い、自分の教えた子供達が合格だけでなくもっと大きなものをつかんで巣立って欲しいという勝手な欲張りな考え方が根底にあるのかもしれません。
受験の中で大きく成長してくれることを祈っています。