ここまで算数の学習やテストの受け方について書いてきました。
いよいよ入試本番が近づいてきました(埼玉や千葉での入試は東京や神奈川よりも早く始まるため本記事の内容が若干当てはまらない部分もありますが)ので、直前期の算数学習について書いておきます。
できるだけ朝規則正しく起き、計算や基本問題の演習を行うようにしましょう。これは算数の力を増やすというよりは、計算力の低下を防ぐことと、朝から集中力のスイッチを入れて頭を回す癖をつけることが目的です。朝起きてからどうするか考えるのではなく、前日寝る前の段階で、明日は朝これをやろう!と決めておき、それを確実に実行することです。
それ以外の演習も難しすぎる問題にあまりむきにならず、基本的なことをメインに確実にこなすようにしましょう。授業中などで、先生が近くにいる状況で難しい問題に適切に取り組むことは問題ありません。難しい問題をできないときも、できないことを嘆いて不安になるのではなく、本番前に経験できたことを前向きにとらえて次に役立てるようにしましょう。
あと〇〇日もあるのだからそれだけ成長できますね。
過去問の演習も実施してもらって大丈夫ですが、過去問で高得点を取ることが目的にならないように。迷ったら塾の先生に相談しながらがんばりましょう。
どんな演習でも、問題を正しく読むことと、設問の条件を確認し、ミスを減らす意識を強く持ちましょう。この点に関しては本番でないから…という言い訳は禁物です。
合否を考えると不安になる気持ちもわかりますが、誰にも邪魔をされずに自分の意思で道を選び、自分の努力で道を切り開けることの大切さを忘れず、残りの日々を全力で過ごしてみましょう。
本番前のプレッシャーを楽しみ、合格を勝ち取ってきてくださいね!