こんにちは エクタス池袋校室長の白田です。
今日は、11/1に投函されたエクタスのチラシに掲載されている低学年向け問題の解説をしていきます。
まず、1から9の合計は45なので、3つのサイコロの面の目の合計は45+45=90
これを1つあたりのサイコロの目の合計にすると、90÷3=30
また、残っている目は
一二六七八九
35689
となり、ここまでが下準備です。
さて、左のサイコロと真ん中のサイコロで分かっている目は2つですが、右のサイコロは3つなので、右のサイコロから考えてみましょう。
右のサイコロは今の段階で1+2+五=8ですから残り22。
残っている目の中の数3つで22を作ろうとすると、9+8+5か9+7+6のどちらかですが、右のサイコロではすでに五が使われているので9+7+6で確定します。(このうち、
7は漢数字の七とわかりますが、9と6は漢数字が算用数字かはまだ保留です。)
次に残ったサイコロで合計30を作りますが、左と真ん中のサイコロの接している部分では同じ数字。先ほどの右のサイコロの目を考えると、ペアで残っている数字は8のみですから、8が接していることで確定します。これを含めて考えると左のさいころの残りの4面は1+5+8+9で、真ん中のサイコロの残りの4面は2+3+6+8で確定。(左のサイコロの5は算用数字。)
次に、真ん中と左のさいころは6の目で接していることが確定。ここで右のサイコロの七は漢数字なので2の下でないとはまらないことが分かりますから、五の向かいが算用数字の9であることが確定します。つまり左のサイコロの1と9はそれぞれ漢数字の一と九でないとなりません。それぞれ三の向かいに入れることは不可能なので、算用数字の5は三の向かいに入ります。なお残りの一と九はどちらが左でどちらが下の面になるのかはまだ不明ですが、いずれにしても8が入る面は算用数字の8でないとならないことが確定します。これにより、接している4面は左から8八6六と確定します。
さて、ここから先は置き方の合計を考えること、などでうまく答えが出せると思います。
エクタスは最後まで解説しない学習塾です。ここまででずいぶんな量のヒントですから、この先は皆さんの手で答えを出し切ってくださいね。
答え:
左のサイコロ 左=一 右=8 下=九 奥=5
中のサイコロ 左=八 右=6 下=二 奥=3
右のサイコロ 左=六 下=七 奥=9