入試直前の保護者の役割を「学習面」「情報面」「生活面」「精神面」の4点からまとめました。ぜひ参考にしてください。
①学習面
1.模試への対応
「入試以外はすべて練習」
悪くても良いと楽観してはいけないが、模試の結果に一喜一憂しないことです。模試は終わった段階で過去のもの、返却の段階ですでに実力は変化しています。大切なのは見直し・解き直しです。
80点の見直しをしない生徒→次回80点(-α)
60点の見直しをした生徒→間違えた40点の6割以上出来ると24点で84点(+α)
2.過去問演習
インプット・アウトプットのバランスに気をつけた学習をする
3.基本の徹底
プロ野球の選手でも試合前はゴロをとる基本的な練習をしています。ファインプレーの練習はしていません
4.「一番努力した」といえる自分で、入試会場に向かいましょう。
②情報面
1.志望校の最終決定
・第一志望校は原則変えない
・ 第二志望校以下は柔軟に
・ チャレンジ校・実力適正校・すべり止め校をバランス良く受験
・ 行かない学校は受けない、というご家庭へのアドバイス
行きたい学校に受かるためにこそ、押さえの学校を受けることに意味が あると考えましょう。
2.願書の準備から当日までの流れの把握
・願書の準備・提出等は子どもには出来ません。
・合格発表の確認は落ち着いて、冷静に
③健康面
1.朝型への切り替えの考え方
・無理して早く起きるようにして、午前中、学校で眠くなって寝てしまう場合がありますので注意が必要です。
2.睡眠・運動・食事をバランス良く
3.インフルエンザ・コロナ対策(備えあれば憂いなし)
④精神面
1.遠い未来に夢を持ち、語り合ってみる。
2.受験校に対する考え方
・受ける学校はすべていい学校です。
3.子供の前での態度
・ゆったり落ち着いて、不安は移ります。
・気を使いすぎてもプレッシャーになります。
4.受験後の心構え
・受験はゴールでなく、スタート!
すべての中学受験生の健闘を祈っています。
きっと きっと 春は来る
そう信じて! そう祈って!