筑駒・御三家・駒東 最難関スーパー講座(小6生)

講座は土曜日午前を中心に設定、1科目から受講が可能です。
受講生には担当講師のナビゲートにより個別カリキュラムを提案。

毎年筑駒・御三家・駒東中合格者を輩出するエクタスの看板講座。最難関校の入試傾向に直結する教科別講座を今年も各校舎で開講します。最上位生専用の学習プログラムと、選抜された生徒による少人数クラス編成で、生徒1人ひとりの合格に必要な得点力を最も効率の良い方法で強化します。

対象小6生
日程土曜日午前中開催
科目算数・国語・理科・社会
指導時間前期90分×8回 後期90分×8回
教室エクタス全校

※外部生受講可

講師から受験生たちへのメッセージ

滝澤幹

「あわよくば筑駒」から「確実に筑駒」へ

「筑駒対策」をしているだけで筑駒に合格できる時代は終わった

2013年中学指導要領が変わったことの影響なのか、筑駒算数の入試問題が変わり始めています。まず、10年前の麻布入試で出題された「論理と場合の数」の問題が数字だけ変えられ、そのまま出題されています。今まで決まっていた出題パターンである「規則性・点の移動・水量の問題・速さの問題・図形を折ったり切ったりする問題」以外に「平面図形と相似比の問題・論理と場合の数」などが出題されているのです。この出題傾向は今後も続く可能性が高いでしょう。つまり、筑駒対策をしただけで筑駒に合格する時代は終わり、開成・麻布などの問題も幅広く訓練しておく必要があります。

筑駒入試を知り尽くした専門講師が、今やるべき問題を取捨選択

エクタスの最難関スーパー講座では、お子さまの苦手な単元を把握した上で、膨大な数の問題集から今やるべき問題を取捨選択。受験直前までの「どの単元をやるべきか」という迷いをなくします。これができるのは、生徒1人ひとりの性格や学習スピードを考慮できる少人数 指導のエクタスならでは。また、受験のための勉強というだけではなく、今一度「算数の楽しさ」を思い出せるような問題を多数ご用意。受験前だからこそ、算数を楽しむことが必要です。難しくも魅力的な問題が生徒自身の力で解けた時の喜びを、最難関スーパー講座では最後まで大切にします。

中学受験のあとも続く勉強のために

中学受験は突破したことがゴールではなく、合格してからがスタートです。中高6年間でやっていくための能力を、中学受験の学びで身につけるというのも大事なことです。最難関スーパー講座はそこも考慮した学習指導を行っています。

本当に納得できるまで書き直し続けること。筑駒の国語を極めるには、「想定外・複雑系」に対応できる能力が必要です。

筑駒入試の傾向である「論理的な記述問題の増加」

2017以降の筑駒国語入試問題における記述設問の割合は90~100%になっています。このような論述重視の試験を突破するには、 省略のない論理と表現で書かれた記述解答、つまり「書き言葉」で考えられるほどに書ける記述力が必要です。一見、私たちは普段からメールなどで書き言葉を使っているように感じます。しかし、入試記述でいう「書き言葉」とは、相手が受け答えしてくれる日常会話の話し言葉とはまったく趣を異にするものです。メールなどであっても「だれが」「なにを」などの文節要素、ともすれば「てにをは」までも、ある程度省略しても相手が推量してくれます。しかし、入試の記述解答では相手は決して推し測ってはくれません。「だれが」「なにを」のみならず「だから」「どのように」などまでも逐一記述し、それがさらに、論理的に判断された要点が意識して構成される、「確かな意味のまとまり」になっていなければならないのです。

書き言葉で考えられるほどに書ける、を目指す。

こうした出題傾向を踏まえ、スーパー講座では筑駒に特化したメインの独自対策が次の2本立てで、約1年をかけて展開されます。
(1)詩の読解と説明記述対策…詩に触れることが激減している現代の子供たち に不可欠な、詩の情景、表現理解、主題を論述するトレーニング。
(2)論説・小説読解と説明記述対策 …設問で問われる要点内容の判断力と、それを記述解答へと組み立てる構成力とを、プライオリティ・ポイント(大切な順序で提示される答案の要点 )に注目させて練磨する記述トレーニング。
過去10年間の 筑駒過去問を中心にした演習・添削が、半個別直近記述指導によってくり返されます。

どんな問題でも解答を導き出す能力を養う「想定外・複雑系」対応トレーニング

中学受験国語記述は、子どもたちにとってつねに「想定外」で「複雑系」です。いかにもシンプルな詩の出題も自由記述の設問がつくと、初見の長文問題同様にきっと「想定外」となり、解答例はおろか設問内容への考え方・答え方さえひとつにしぼれないとき、その課題は必ず「複雑系」となります。とりわけ、筑駒の詩の読解問題、図版・図表・複数文章の並置問題などはその典型であり、用意した知識も考え方も不足し、解くための定式すら皆目見えない状態になります。それでも子どもたちはためらうことなく答えを書き記さなければなりません。その対策は、適切な半個別直近記述指導にそって「ほんとうに納得できるまで書き直し続けること」です。それこそが「たたみかける想定外」「ほぐれかけた複雑系」と格闘し続けるトレーニングそのものであり、その体験の蓄積こそが本番の「想定外・複雑系」に対応できる能力そのものだからです。

※半個別直近記述指導とは…直接であるがマンツーマンでなく、完全添削するが子どもにも十二分に書かせ続ける、「一人で戦える記述力」をつける指導です。

久道知良

理科でトップにならないか?

最難関校が求める力とは

筑駒、御三家、最難関校が受験生達に求めてくる理科力とは何か。「高い学力」はもちろんのこと、それ以外に「学校の色」が求められます。高い学力をつけることはもちろんですが、それだけではこれらの学校に合格することはできません。「学校の色」、すなわち作問者の先生方が創意工夫をし、受験生のみなさんに向けて「この問題を乗り越えてきなさい!」とメッセージを与えているのです。このメッセージを受け止め、乗り越えた受験生だけが合格をつかむことができます。

入試問題の対策とは

過去問を解き始める時期までに確実につけておかなければならないことは、問題を解くための根底となる学力です。最難関校はとってつけた学力では合格できません。まずはそれまでの努力が必要になります。その上で、入試問題の対策として言えるのが過去問研究です。過去問を入手し、何十年分も解くだけであれば誰にでもできます。しかし、それは過去に出題された問題を解くということにしかなりません。大切なことは、過去に出題された入試問題を研究し、学校ごとに傾向をつかみ、来年の入試で何が問われるのかを徹底的に分析することです。分析した結果をもとに必要な力を与え、吸収し、得点力を向上させていく。ここまでやって初めて「入試問題の対策をした」ということになります。豊富な指導キャリアを積んだ理科の専門講師陣がいるエクタスだからこそ本物の入試問題の対策が可能と言えます。

来年の理科の入試問題と戦うために、そして勝つために必要なこととは

筑駒、御三家、最難関校で求められる力と、入試問題の対策、これらをもってあとは理科の入試問題とどう戦っていくかが大切です。近年の最難関校の理科では、見たことのない問題、つまり「初見問題」に対応する力が求められます。ただし、初見問題とはそれまでに扱ったことがなく、対策ができなかった問題という意味ではありません。入試までに培った力をもとに、その場で考えて解いていくということです。この初見問題に出合ったときこそ、真の理科力が問われます。「問題文」「図」「表」「写真」「グラフ」を、観る力、読み取る力、分析する力、処理する力、そして書く力。これらを最大限まで鍛え上げることにより、すべての問題を素早くかつ正確に解ききる力を講座ではつくりあげていきます。豊富なキャリアを積んだ理科の専門講師陣によるエクタスの指導にご期待ください。

山﨑信孝

「社会科だし、暗記だから」で、終わらせない。

知識の暗記だけでは太刀打ちできない、筑駒・御三家の社会

みなさんは中学入試の社会に対して、どのようなイメージをお持ちですか。「暗記科目」「重要事項だけ覚えれば大丈夫」という方もいらっしゃるかと思います。しかし、筑駒・御三家中を目指す方に申し上げたいのは、「ただの暗記科目」として単純に取り組むだけでは筑駒・御三家突破は難しく、自分の今持っている知識と知識を深い理解によって有機的に結びつけることが必要となります。特に、武蔵や麻布などにみられる、因果関係を記述させる問題や資料・文章の読み取りを必要とする記述問題などは、初見で解くのはかなり難しく、記述式解答テクニックを養うトレーニングが必須です。

記述の考え方を学び、知識の完成へ。入試本番までに記述力の完成を目指す

エクタスのスーパー講座では、1学期に記述の書き方・考え方、夏休みに改めて知識の再確認、そして2学期以降に記述力の完成を目指して学んでいきます。記述問題はまず第一に「質問文をきちんと読み取る」と、「要点をおさえ適切な量を書く」ことができるようにならなければなりません。1学期には海城中入試で出題されるような字数制限ありの記述設問を解きながら、これらを身につけていきます。その後、知識を再確認しながら字数制限のない記述設問を解けるようトレーニングを重ねていくことで、入試本番までに記述力の完成を目指します。

「社会だから」といって、他教科より家庭学習の量が少なくてもいい理由にはならない

社会は中学入試の勉強のなかで、算数や国語に比べてどうしても学習量が少なくなりがちです。しかし、筑駒・御三家に合格すると決めた以上、社会だからと手を抜いてもいい理由にはなりません。なぜなら他の教科と同じように、社会によっても合格・不合格の分かれ道になることがあるのです。特に、女子学院では算数や国語と同じ配点です。「社会科もさぼらせない」これが私のポリシーです。

各校の特徴と対策

筑波大学附属駒場

算数

筑駒で伝統的に重要となる、規則性・点の移動・速さ・図形を折ったり切ったりする問題に加えて、近年出題されるようになった平面図形と相似比の問題・論理と場合の数の問題を厳選し、途中過程の記述指導をていねいに行いながら,合格答案作成力を養成してまいります。
筑駒個別ナビゲーション(個人面談/無料)も承ります。負担を増やさずに筑駒対策をするための方法、併願と現在お通いの塾の対応についてのお悩みなど、過去多くの保護者の方の声に応えて具体的な策を提示して参りました。まずはお電話にてお問合せください。

国語

筑波大駒場中で毎年出題される論理的読解記述と心情把握記述。2013年以降はこれに加えてりんごの気持ちを読み取るという詩の複雑な記述問題が復活し、いっそう重厚な記述問題の出題となりました。通常の記述対策では補えない読解記述力を直近指導致します。

※直近指導とは・・・直接であるがマンツーマンでなく、完全添削するが子どもにも十二分に書かせることで、「一人で戦える記述力」を身につける指導です。

理科

【筑駒の生物に関して】

小学校の教科書をベースに、図や表の読み取りの強化、実験観察問題の手法と考察方法を徹底的に身につけることが必要です。しかし、基本的な内容であっても丸暗記をするのではなく、科学的根拠をもって一つ一つを身につけていくことが必要です。また、難易度が高い問題や小学校の教科書の範囲外から出題される問題もあります。これらの問題は他の学校の過去問にしっかりと取り組み、考え方や解き方をしっかりと身につけておく必要があります。

【筑駒の化学に関して】

近年は難易度の高い問題は出題されません。計算問題の出題も少ないです。したがって「筑駒合格のために化学の対策を入念にしています」という状態では合格が遠のきます。低学年からの日々の学習、他の学校での過去問演習に取り組む中で、対策せずとも自然と筑駒の化学を解くための力を身につけることが必要です。

【筑駒の地学に関して】

近年は会話文形式の総合問題の出題がほとんどです。どの問題も基本的な内容がほとんどです。地学に関してはもれ、ぬかりなく正確な知識を身につけておく必要があります。
また、図や写真に関する問題も多く出題されます。白黒のものをベースに図や写真に関しても確実に身につけておくことが必要です。

【筑駒の物理に関して】

てこに関してはゲーム性の高い問題がほとんどです。みなさん、身のまわりのもの、たとえば鉛筆や消しゴム、定規などを積み重ねて遊んだことはありませんか?遊んでいる中でいつの間にか熱中し、自分なりにどのように乗せれば高く積み上げられるのかを考え、気づくとものすごく高いタワーができていたことはありませんか?近年の筑駒のてこの問題はこのように遊びの要素が高い問題が出題されます。また、配線の問題もいたずらに難しいものは出題されません。一つ一つ確認していく中で、「あ!」と気づきがあり、その気づきを活かしながら解くことで確実に解ける問題が出題されます。 本講座では筑駒合格に向け、上記の内容を徹底し、85点以上の得点が取れるように訓練をしていきます。生物、化学、地学では基本的な内容にぬけやもれがないかを確認し、必要な情報を与え、誤った情報は修正をしていきます。物理ではてこと電流の得点力強化を徹底していきます。試験時の時間配分、総合的な得点力も徹底し、確実に合格ラインに乗る力をつけていきます。

社会

筑波大駒場の社会を攻略するには、日頃の学習からその出題傾向を意識しながら、自分の誤答の原因を一つ一つ丁寧に確認し、力を伸ばしていく姿勢が大切です。スーパー講座では、地理・歴史・公民のそれぞれの分野で、正誤判断や適文選択 、並び換えなどの出題形式にもとづいて演習を行います。その中で、本文や問題文を丁寧に読み込んでいく力や、落ち着いて正確に答えを導き出す力を身につけていくと同時に、解説授業を通じて、さまざまな社会事象に対して本質的な理解を追求していく姿勢を養成していきます。

開成

算数

開成の算数の問題を解くために必要な力は非常に多岐にわたります。計算力・試行錯誤力・特殊な解法テクニックや知識とその背景にある論理の理解度・文章読解力とそれを言い換え整理する情報処理能力等、数的図形的センスの全ての要素が求められます。この講座では開成合格に必要な問題を厳選し、途中過程の記述指導をていねいに行いながら、合格答案作成力を養成してまいります。

国語

開成中の国語出題は、文章読解の大問が1題の年と2題の年があり、2017年・2018年は2題出題の年でした。解答欄はマス目のない1~2行の短いものが定着しました。これは、最重要ポイントを絞り込み、核心部分のみを端的に表現しきる力が求められていることの表れです。また、出題文の内容は、家族・友人間の心理的葛藤、脱近代価値の探求、正義感、弱者への愛着、自然への畏敬…と多岐にわたり、それをもとに問われる心情・要点は、単純化された一般論では割り切れない、緻密で高度なものです。開成中の対策指導は、何よりもまず、この内容・形式に完全順応することを主眼とします。納得いくまで、共に書き直しをしましょう。

理科

近年の開成の理科は、平均点が示す通りとても高い点数での受験になります。普通の受験校であれば、7割~8割を正解すれば十分に合格点です。難しい入試問題を出す学校であれば、6割で合格ラインに届きます。しかし開成では8割の56点でも合格が難しい年もあります。普通に開成を目指して受験勉強を進めていると、受験生はこの56点で収まってしまいます。その壁を超えるためにこの講座はあります。全体的に標準的な設問が多い中で、合否を分ける重要な問題を解く力を育てます。1 問の失点が大きく合否にかかわる開成の入試で、ミスを減らすための技術を身につけさせます。出題のしかたにクセがある開成の入試問題を分析し、その情報を伝えることで、日々の学習の効率を上げていきます。この講座は56点をとらせるためのものではなく、60点を超えていくための講座になります。

社会

かつては基礎知識を問うものがほとんどだった開成中の社会ですが、ここ数年は50点前後の平均点で推移しており、以前よりも本格的な対策が必要となっています。今後も同様の傾向が続くと想定し、スーパー講座では「表・グラフの読み取り問題」や「正誤問題」などを中心に得点力を磨きます。したがって、基礎・標準レベルの問題は難なくこなせることが参加条件となります。また、開成中は過去に出題された事項の再出現率が高い学校でもあります。これまでの入試問題を徹底的に研究し、想定される出題については確実にカバーしていくことも本講座のねらいです。

麻布

算数

麻布で出題される問題で差がつく問題の多くは、数学的センスや少々飛躍した発想力が必要なため、「良問」と呼ばれます。本講座では、1回に4~5つの手筋に基づいた厳選問題を経験することで、麻布の良問を解ききる力を培います。3枚構成の入試問題のうち、1枚目の基本問題、2~3枚目の試行錯誤を伴う問題群に対しそれぞれ対応。60点満点中40~45点を常にマークできる算数力を身につける講座です。

国語

麻布中受験者にとって、国語の自由記述問題・条件記述問題への対策は合格への必須条件です。エクタススーパー講師陣が、エクタス独自の記述教材や麻布過去問を用いた個別添削指導を通じて、プライオリティ・ポイント(解答に記すべき複数の要点を大切な順番で列挙したもの)を明示しながら、麻布の国語問題に対応できる記述力を養成します。

理科

麻布中の理科の入試問題は,長い問題文を読んでその場で考えていくタイプのもので、ある程度の理科的な基礎力に加えて、非常に高い読解力、思考力、表現力が必要になります。これは通常授業で身につくものではなく、特別な訓練が必要です。スーパー講座の前期では、実際に出題された入試問題などを題材にして、上記の力を養成していき、「麻布らしさ」を体感していきます。後期では、直近10年分の入試過去問題を利用して、読解力、思考力、表現力にさらなる磨きをかけ、得点力の向上を図っていきます。

社会

麻布の社会を攻略するための観察力や洞察力、試行力や記述力は、一朝一夕に身につくものではありません。麻布の出題傾向である記述・論述型を意識しながら、講師との対話を繰り返すことで、幅広い視野からものごとを見る力を養成していきます。また,少人数クラスを活かして記述問題の添削と書き直しをくり返し、一歩一歩合格へと近づけていきます。

武蔵

算数

武蔵中の算数には、基本的に解答欄・解答用紙がありません。B4の用紙に書かれた問題文の余白に、式や考え方を記述し、自身で解答欄を作って答案を仕上げます。本講座では、少人数指導である点を活かして、速さ・比・平面図形といった武蔵中頻出単元について、解説指導にとどまらず、途中過程のていねいな記述指導を行います。また、書き出し・調べ上げ・パズルといった武蔵中ならではの問題について、20年分の武蔵過去問を駆使し、細かい解き直しの指導によって、突破力を培います。

国語

武蔵の国語は、文中傍線部の内容や理由を説明する記述問題が大半を占め、しかも、各設問は細かな条件設定も具体的な字数制限もないシンプルな問いかけになっています。そのため、徒(いたずら)に本文中の文言を長々と引用した要領を得ない答案や結論を短く記しただけの説得力を欠いた浅薄(せんぱく)な答案が頻出します。しかし、武蔵国語の求める答案は、自らの理解したところを、自分なりの言葉を使って、明快な論理構成で説得的に過不足なく論述された答案なのです。この要求に応えられる読解力・記述力を養成するため、本講座では前期は主にエクタスオリジナルの武蔵自由記述スパイラル教材を用いて、後期は主に武蔵過去問を用いて直接面談形式の添削指導を行います。この添削指導においては、講師が答案の添削結果と受講生との質疑応答から理解の深度を細やかに測り、その理解度に応じて①各問いの題意の捉え方、②正答に直結する問題文の読解ポイント、③優先的に論述すべきポイント等を修正の指針として提示し、その指針にしたがって受講生自身が納得いくまで、合格答案ができあがるまで、自身の答案を練り直します。このような添削指導・書き直し作業の積み重ねによって、明快な論理で過不足なくまとめられた正しい武蔵合格答案のイメージが定着し、合格答案作成力が向上します。

理科

幼少の頃、何気なく手に取ったものに対して、「なぜ?」「どうして?」「不思議!」「こんなこともできるんだ!」という経験をしたことはありませんか?単純な知識のインプットだけではなく、身のまわりのもの、身のまわりで起きている現象に対して、興味関心を持ち、「生きた理科」を問われるのが武蔵中の特徴です。知識問題ではただの知識の一問一答ではなく、その仕組みや背景をしっかりと理解しているかが問われます。読解問題・実験観察問題では、文章、図、表、グラフを読み、それらの結果や考察を正しく記述できるかが問われます。お土産問題は3パターンの出題形式から観察結果や仕組みの考察が記述で問われます。近年は典型的な問題も増えてきましたが、武蔵らしい問題も数多く出題されています。講座ではすべての問題に対して正しい読み方、アプローチの仕方、1点でも多く得点するための記述答案の書き方を伝授します。合格者平均よりもワンランク上の42点を超える力を身につけさせます。

社会

武蔵中の社会は、単なる知識量を求める問題ではありません。リード文や資料を注意深く読み取り、自分の持っている知識と結びつけながら答えを導き出す力が要求されます。スーパー講座では、こうした出題傾向をふまえ、問題文の中から的確にヒントを見つけ出す作業や、表・グラフのどこに着目するべきかを嗅ぎ分ける練習を重点的に行います。後期から本格的に記述式の答案作りを行い、添削と書き直しをくり返しながら、武蔵の社会を攻略していきます。

桜蔭

算数

桜蔭の算数では、問題の本質を見抜く力、精緻な論理性、柔軟な発想と視点が必要になります。これらの力を養うには雑多な問題の大量な演習ではなく、良質な問題を厳選して解くことが重要です。しかし、算数の問題には様々な解法があります。正解することがゴールではありません。この講座では厳選されたそれぞれの問題について最も美しい解法を探求していきます。数学的な理論の裏打ちもていねいに行いながら、解き散らかすだけではない根本の理解を促します。

国語

国語の得意な人はさらに万全に、苦手な人はぜひこの機会に克服を!
国内最難関女子中学の桜蔭中学の合格をともに勝ち取るために、傾向をふまえた「国語で合格点を取る」対策指導をしてまいります。国語の得意な人はさらに万全に、苦手な人はぜひこの機会に克服をしてください。日本の未来のリーダーとなる志高き受験生の参加をお待ちしています。

理科

女子の最高峰の学校を目指すみなさんへ

女子の最高峰の学校で求められる力が何か、みなさんにはわかりますか?
桜蔭中学校に合格するための力は、難問や奇問を解くための力ではありません。難関校、最高峰レベルの学校と言われると、難しい問題が並んでいるように考えてしまいがちですが、桜蔭中学校の理科の問題は違います。限られた時間の中で素早くかつ正確に問題を解き切ること、典型的な問題でミスをしないこと、やや難易度が高い数問の問題で時間を取られることなく一問でも多く正解を出すこと、これらのことを徹底することでボーダーを超えます。桜蔭中学校の理科担当の先生方が、桜蔭中学校へ憧れやまぬ受験生に向け、「この問題を乗り越えてきなさい!」とばかり、練りに練った素晴らしい問題をぶつけてきます。作問してくださった先生方の意図を読み取り、そこから問題を解くための糸口を見つけ、素早くかつ正確に正解を出すことが求められるのが桜蔭の理科です。もちろんこれらの問題を解くための前提として、観察し考察する力、資料の読み取り、データの分析、情報の加工、処理する能力が必要です。また、時事問題や初見問題に対応する力も必要です。 生物では細かな情報の整理や実験観察問題が、地学ではデータや資料、図や写真の読み取りとそれらを活用した考察問題が、化学、物理ではいたずらに難しい問題ではなく、作問者の意図をつかむことで確実に正解に至ることのできる計算問題が出題され、毎年化学、物理のどちらか、もしくは両方の難易度が高いことも特徴です。
本講座ではこれらのすべてに対する正しいアプローチの方法、問題のインプット方法と解答へのアウトプット方法を徹底的に身につけさせ、ボーダーを超える得点力をつけていきます。

社会

問題量も多く、しかも三分野からまんべんなく出題されるのが桜蔭中の社会の特徴です。スーパー講座では,受験生がつまずきやすいポイントや理解が不十分になりがちな単元を熟知した講師陣が、基礎事項の穴を徹底的になくしていきます。そのうえで、毎年出題される本格的な記述問題の演習も行い、桜蔭合格を確実なものにします。

雙葉

算数

雙葉の算数で求められる力は、与えられた問題文や図に公式などをあてはめて解いていく「テクニック」のようなものではありません。B4の解答用紙3枚、ほぼ10問の問題のほとんどに途中式を求められることから、雙葉の算数で求められる力は「丁寧さ」「整理力」「表現力」の3つであるといえます。しかし、どの問題も計算が複雑になることが多く、途中でストッパーとなる問題が混ざることも少なくありません。こういった問題で確実に点数を取るためには、粘り強く丁寧に問題に取り組むことが必要となってきます。この講座では、雙葉の算数で確実に得点を伸ばすための厳選問題を扱い、正答へ至るプロセスをしっかりと仕上げます。

国語

雙葉の国語入試問題は校風をそのまま体現しているかのようです。文章・問題とも雙葉志望生らしく純真な気持ちで読み、堅実に解答する、堅実に記述する、が基本中の基本です。その具体的解法をご指導します。たとえばキーワードは「努力・感謝・反省・愛情・情熱・敬意・・・」などになります。その言葉にどのような意味を読み取るか、出題文にこめられた主題に迫ります。記述は平易な言葉で素直にまとめていきます。雙葉の国語を克服して、憧れの雙葉合格を勝ち取りましょう。

理科

30分50点満点で大問4問構成、小問数は25~35問、知識、作図、計算、作図などの様々な解答形式で答えていく中で、記述による解答形式が半数近くを占めるのが近年の雙葉の理科の特徴です。単純な記述の練習だけでは雙葉の理科で得点をすることはできません。様々な実験観察問題、時事的な問題、身のまわりで起きている現象に対して深い関心と理解を示し、それらの考察結果を正確に捉えることが雙葉の理科を攻略する鍵となります。講座では過去の入試問題の演習と考察を通じて、これらの問題で得点するための力を養っていきます。

社会

第一段階では、雙葉中の社会で最も出題の比重が大きい歴史分野を確実に仕上げます。選択肢の問題、並べ替え問題など出題傾向も多岐にわたるので、これを高いレベルで仕上げます。さらに、地理の統計資料を用いた出題や新幹線など交通をテーマにした出題、公民の人権・国際協力をテーマにした問題など、女子が苦手としがちな部分を鍛えて,得点源とすることを目指す講座です。

女子学院

算数

例年20から25問の小問が出題されます。小問1問に費やすことのできる時間はじつに2分弱。まさに時間との勝負となる入試問題です。近年,前半部分でとても複雑な難問が出題されるようになってきました。一方で女子学院ならではといった定型パターンの文章題や、図形の問題も変わらず出題されています。この講座では、女子学院突破のための一行問題・厳選した大問の演習を通じて、定型問題の練習・解ける問題を先に手がける判断力・素早く解き上げる作業スピードを養います。

国語

「なるほどA、しかしB、つまりC、で読み解く」

たとえば「(なるほど)消極的であるより積極的であることは良いことである。(しかし)積極性の中にも弱点、消極性の中にも良い点がある。(つまり)消極性の中に真の積極性もあるのである」というように女子学院の出題文の要旨を素早く把握する力がつけば、選択肢問題・抜出問題・記述問題の正答がすっと頭に浮かぶようになります。その感覚を徹底的に磨き、身につけ、答案に表せる力を磨き、女子学院合格を確かなものにしていきます。

理科

40分100点満点で大問4~5問で展開される女子学院の理科では様々な力が問われます。各分野の知識、記述、計算といった基本的な力はもちろんですが、実験観察問題、思考問題、文章やデータの読み取り問題といった問題が出題されます。また、40分間で50問以上の小問に答えなければならないため、スピードも必要です。これらの問題で得点をするために、30年分の過去問演習を通じて各問題ごとにどのようなアプローチをすればより早く、確実なのかを徹底的に身につけていきます。

社会

かつては処理力・スピードが最重視された女子学院ですが、近年の入試問題は、図表や地形図の読み取りや文章の選択問題なども増え、知識一辺倒ではない学校になってきました。ただし、テキストレベルの基本事項をミスなく得点することが前提となるので、まずはこの土台づくりをしっかりと行います。そのうえで,過去の入試問題をベースに、さまざまな出題形式にふれながら実践トレーニングを重ねていきます。

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