エクタス国語科よりの記事一覧
『答案作成のコツ』
2学期に入り、小6の受験生は過去問を始める時期となりました。また、4,5年生もこれから少しずつ難しい文章にあたるようになり、記述力にも磨きをかける時期となります。 記述力をつけるためには、何が必要でしょ…
「あわよくば筑駒へ から 確実に筑駒へ」
小6生対象「筑駒御三家土曜スーパー講座」の前期分が無事終了しました。自由が丘校と新規開校のたまプラーザ校で指導を担当致しましたが、かなり高度な記述問題に、みんな一生懸命取り組んでくれました。 過去の筑駒合格生の「並べ替え…
指示内容の指摘
はじめまして。エクタスたまプラーザ校・大宮校で国語を担当しております蛯名政之と申します。よろしくお願いいたします。 さて、今回は指示内容を指摘する問題についてお話しいたします。 太郎は床…
『読む』ことの大切さ
中学受験を目指す小学生なら、今まで何問も国語の文章問題を解いてきたと思います。テキストの問題、模擬試験、受験学年なら過去問を解いてみた人もいるかもしれません。 どんな問題にも必ずといっていいほど書かれて…
言葉の面白さ
はじめまして。この度エクタス吉祥寺校で国語を担当することになりました小島浩昭と申します。今まで、東京・埼玉・千葉・神奈川、いろいろな教室で国語科の指導をしてまいりました。今後ともよろしくお願いいたします。…
再び問われる主体的自我
2016年の中学入試・国語科においては、心の内なる経験知を積み重ね、内面的陶冶を勧める文章が多く出題されました。 「生きる事をあきらめずに、妥協せずに、……今、どう生き…
筑駒男女御三家2016年国語入試問題出典から見えてくるもの~読書の思い出⑤・出典編~
筑駒・男女御三家の今年の入試問題国語の出典の出版社、出版年をわかる範囲で調べてみました。簡単な著者略歴も掲載しましたので、ぜひ志望校の、あるいは興味のある学校の出典に思いを巡らしてみましょう。 筑駒 角野栄…
2015御三家の哲学④
【2015雙葉中】 青木玉『なんでもない話』より さくら餅に使われる塩漬けの桜の葉が栽培されている、伊豆・松崎の光景。幹もなく、根株からいきなり伸びた細い枝が無心に揺れている…産業化され、従順に飼いならされ、…
2015御三家の哲学③
【2015桜蔭中】 木内昇『櫛挽道守』 櫛挽職人である父の積年の技量に感嘆し、尊崇の念を深めるほど、嫁ぎ、愛する家業と離れねばならぬ無念さをかみしめる娘・登瀬…櫛挽にあこがれていた彼女が、畏敬の対象である父か…
2015御三家の哲学②
本年の御三家等、最難関中学の国語科入試においては、他者へのあたたかい眼差しをテーマにした作品が多数、出題されました。 【2015麻布中】 山本甲士『あたり 魚信』 就職面接より、ぬかるみにはまった勇大の救出…