エクタス理科よりの記事一覧
天体ショー 2014
2014年4月14日、火星が地球から約9239万kmまで接近し、夜空に明るく輝く様子を観測することができました。今回地球に接近した火星は等級がマイナス1.4等星の明るさで見えたため、肉眼でもはっきりと観察することができ…
2014 筑駒中入試 理科 講評
大問1「生物:動物」 毎年出題される生物についての細かい実験観察問題です。単なる知識と捉える問題ではなく、その場できちんと観察し、考察させる問題です。ヒトのひじやひざが他の動物ではどこになるのか、という問題はよく出題さ…
2014 桜蔭中入試 理科 講評
大問1「地学:彗星、星座」 桜蔭の地学は、天体や気象からの出題が多くみられることが特徴です。天体では、様々な天体の動きに関する問題が多く出題されています。今回は、前半はパンスターズ彗星の動きに関する問題でした。太陽、地…
2014 開成中入試 理科 講評
大問1「物理:ボイル=シャルルの法則」 開成の物理では、力学、電流、運動、光などの分野からまんべんなく出題されます。今回はその中から「圧力と温度」についての出題。気体の体積が温度とともにどのように変化するのかを問う問題…
2014渋谷教育学園幕張中 入試 理科 講評
大問1[化学:水溶液の性質] 渋幕の化学では濃さや中和、気体発生量のグラフや表を読み取った上での計算問題が多く出題されるのが特徴です。今回はとてもオーソドックスな水溶液の分類に関する問題でした。実験1~実験5までをきち…
天体ショー2013
「2012年は天体ショーの当たり年」と言われ、金環日食、金星の日面通過、金星食などの様々な珍しい天体ショーが観測されました。実際、これらの天体ショーは、開成中(金星食)、桜蔭(金星の日面通過)といった御三家…
筑駒の入試問題より
近年の筑駒の理科では、ほぼ毎年電気回路の操作問題が出題されます。2013年は発光ダイオード、モーター、乾電池、リード線を使った回路に関する出題でした。発光ダイオードは、以前から入試で取り上げられている内容で…
雪
1月14日、東京を中心とする首都圏では大雪に見舞われました。東京では平年より11日遅く、昨年より6日早い初雪でした。 冬の日本の天気に関しては中学入試でも頻出の内容です。よくニュースなどでも「西高東低の冬型の気圧配置」…
宇宙飛行士の言葉
「この美しい星に生まれて、よかった」 この言葉は今年125日間ISS(国際宇宙ステーションに滞在した星出彰彦宇宙飛行士がISS滞在の最終日に簡易ブログでつぶやいたメッセージです。星出宇宙飛行士は7月15日、退役したスペ…
ノーベル賞②-開成中学の入試問題より
前回のブログで紹介したように、2012年度のノーベル賞受賞者が10月8日より発表されています。生理学・医学賞の分野では、京都大学教授の山中伸弥iPS細胞研究所長がiPS細胞を初めて制作したことを称えられて受賞することに決…