つい先日、クールビズが終了したかと思ったら、もう冬に突入しました。いったい秋はどこへいってしまったのでしょう。この気温の変化に対応できずに、体調をくずしてしまったり、風邪をひいてしまったりと、子どもよりも大人のマスク姿をよく見かけます。この時期から「体調管理」を優先しましょうと言われ、「インフルエンザの予防接種」をいつにしようかと考える時期でもあります。
あまり過敏になり、子どもたちの不安をあおってはいけません、何事もバランスが大切です。子どもの体温は大人のそれよりも高く、体感温度も異なります。教室の温度や湿度は生徒を基準として設定するのはそのためです。あまり外気温と温度差があると、それだけで体力を奪われてしまいますし、暖かすぎる室温では集中できません。ご家庭ではどうでしょうか。
とはいえ、入試本番では朝早くから出かけ、教室内は熱気で…なんてことが起こります。そのときどきに応じて準備(脱ぎやすい服装など)をし、対処していくことが大切です。
受験生とご家庭にはこれから1月にかけて、複数回行われる保護者会や生徒集会で、受験日までの心構えや準備物をお伝えしていきます。詳細は割愛しますが、私が毎年強くお伝えしているのは、「不測の事態は起きるもの、慌てず騒がず落ち着いて」ということです。
どれだけ準備をしても、えっ!ということが大なり小なり起きるものです。「起きないように」と思うと、起きてしまったときに、慌ててさらに悪化してしまうこともしばしば。「そもそも起きるもの」と思っていれば、起きたときに、すぐに相談していただけますし、こちらもすぐに対応が可能になります。そのためにも、ひとりひとりの状況を担当が把握していることが大切なのだと考えます。
試験を受けることができるのは、生徒本人だけですが、受験当日はみんなで迎えるものです。良い形で迎えられるよう、担当一同これからも精一杯取り組んでまいります。