現在小学2年生の男の子に鉄道が大好きな子がいます。
小学1年生の時に旅行先で気になったことがきっかけで廃線についての自由研究をしたそうです。
小学2年生の時は鉄道のルーツである蒸気機関を調べたとのことでした。
その内容が気になったので興味本位で見せて欲しいなと話していたところ先日持ってきてくれました。
そのノートの数、なんとA4ノートで4冊!!写真や歴史資料満載の超大作でした。
廃線の歴史もSLの歴史も本格的で、資料で調べるだけでなく、SLツアーに参加した記録や、実際に地図を準備して「下河原線」「境浄水場線」「武蔵野競技場線」の3路線を歩いて記録したりしたものでした。
写真の中で、私は線路の枕木を使った花壇などが残っていることや埋められた線路、柵の名残などが残っていることを教えてもらいました。鉄道を愛して止まなかった人たちが、思い出を残そうとしたのでしょうね。
SLの仕組みや歴史も勉強させてもらいました。知らないことって一杯ありますね。。。
その子の書いた感想の中に、こんな一文がありました。「廃線を調べることは街の昔の姿を調べることでした。そして廃線を調べることで街の姿がどんどん変わっていくことがわかりました。」と。
子供から学ぶことってたくさんありますね。
低学年は興味が色々な方向に向く時期です。本格的な受験勉強に入る前に、学ぶ楽しさを知るきっかけをを見逃さないように我々大人はアンテナを張り続けていかなければいけないと改めて感じさせてくれた研究結果でした。