小6受験生
受験生の方はいうまでもなく、これまでの学習の総復習をしっかりと仕上げていきましょう。
地理分野や歴史分野など少し前に学習したことに不安がある方もいるでしょう。基礎知識が身についているか、テキストの基本問題などをさらってチェックしていきます。
御三家や最難関中学といえども、基本をおろそかにしての合格はありえません。
「先生、効果的な覚え方はありませんか?」とよく質問されますが、覚え方や勉強の仕方に決まりはありません。他の人でうまくいった方法でも、自分にあわないこともありますので、そこは少しずつ改良を重ねながらすすめてみてください。
大事なことは、「覚えっぱなしにしない」ということです。知識を定着させるためには、必ず類題を解いたりして実際に試すことが必要です。
一夜漬けで覚えたものは、すぐに忘れてしまいます。
小6の夏休みの学習量は必然的に多くなってしまうので、「覚えっぱなし」の状態にならないようバランスをとった学習を心がけてください。
小4、小5生の方
塾での夏期講習などそれぞれの勉強もありますが、4~5年生の夏休みにしかできないことも社会科にはあります。
1.帰省や旅行などのときの往路復路などを地図で確認しましょう。
できれば出かける前に、地図帳などで事前に予習(?)をしておきましょう。近くに学んで知っているものは何かないか?その地域はどんな様子だったか?思い出しながら地図をながめてみるのもよいでしょう。
2.博物館や展覧会に行ってみましょう。
夏休みは多くの展示会もあると思います。せっかくですので、講習の合間に出かけてみてはいかがでしょうか。
国立科学博物館(上野)
社会科というよりも理科ですが、特別展「恐竜博2011」が見所です。 公開中の「待ち伏せするティラノサウルス」は世界初公開とのこと。
日本科学未来館(お台場)
特別展「メイキング・オブ・東京スカイツリー」など 。またたくまに出来上がったツリーの建設現場が紹介されています。
江戸東京博物館(両国)
5年生はこれから歴史分野を学びますね。昔の生活の様子など見ておくのも歴史の勉強に役立ちます。特別展は「東京の交通100年博」
鉄道博物館(さいたま市)
今年は東北新幹線の延伸、九州新幹線の開通など交通の話題も多くあります。 鉄道について知識と理解が深まります。
さて、これらの博物館などは夏休み中の土日は特ににぎわいます。 8月後半になると、自由研究の駆け込み需要でさらに混雑する傾向があるようなので、行かれるのであればお早めに。