一昨日は11月とは思えない寒さでしたね。一昨日の気温はまさに「受験当日」のそれでした。インフルエンザも全国的に流行り始めた様ですし、受験生にとってはあと2か月で入試本番。体調を崩すことの無いように気をつけながら、「勉強時間を最大限確保」出来る様に頑張っていきましょう。
ところで今回のブログでは小5生の皆様に向けての提案を書いてみたいと思います。
小6受験生があと2か月で受験を迎えると同時に、小5生の皆様は「受験学年」を迎えます。受験学年を迎えるということは「今よりもやらなくてはならない課題が増え」、そして「学習難易度が上がる」ということです。
小5の今の段階ですでに「家庭学習をこなすのに必死」になってしまっている場合、小6の家庭学習に対応できず、いっぱいいっぱいになってしまう恐れがあります。
まだまだ家庭学習が余裕を残して実行できている方は大丈夫ですが、受験学年を迎えて「睡眠時間を削る」ことが無いように、この12月1月や冬休みを利用して普段の学習のやり方についての見直しを行い、「受験学年準備」を行ってみるのはいかがでしょうか。
(例)
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各教科における学習優先順位を決め、次に取り組むべき課題で迷わない様にする。
⇒その日に「何をどんな順にどんなやり方で行うべきか」が決まっていれば、「何の勉強を行うか迷っている時間」という無駄を省くことができます。
- 「終わるまでやる」をやめ、全ての課題に「実施してよい時間」を作り、テストと同じ様にタイマーで時間を計りながら実施する。
⇒入試には時間制限があり、「終わるまで実行する」ことは認められていません。「時間内に最後まで行く」ことを身につけることで「時間内に終わらない」という受験にとって最悪の事態を防ぐことができます。また、難問やわからない問題にあたったときに「どんなアクションを行うべき」か(1分考えてわからないものは付箋を貼って質問するなど)を決める事で当日行うべき課題が後ろにずれていくことを防ぐことが可能です。もしも適正な時間がわからない場合はエクタスの教師に質問しましょう。
※じっくり考えることも大切ですがそれは別に時間を設定すればよいのです。
- その日その日または曜日ごとに実施する学習計画を立てる。
⇒②が行われていれば意味のある学習計画を立てることが可能になります。そもそも計画は「課題実施にかかる時間」が決まっていなければ立てられません。
- 寝る時間と起きる時間を固定する。
⇒睡眠不足と昼寝の悪循環ができてしまうと多くの時間的無駄が生じます。寝起きにすぐ集中して勉強することはとても難しく、1時間半昼寝をしてしまった場合、2時間以上の時間が無駄になります。昼寝をするくらいならばその分夜にきちんと寝て、寝る時間と起きる時間を固定し体を慣れさせた方が学習時間をたくさん確保できます。
※どうしても昼寝をしなくてはならない場合は「20分以内」にしましょう。
上記すべてを実行しなければならないわけではありませんが、「今の学習が正しいかどうかを定期的に振り返る」ことは必要だと思います。冬休みで一度1週間のルーティンが壊れますから、リセットして「家庭学習のやり方のレベルを高める」良い時期ではないでしょうか。
「学習量や難易度」が変化するように、「受験生の学習法」も適正にレベルアップしていかなくてはライバルに勝つことはできません。今後どんどん成長していけるように工夫をしてみることをお勧めします。