筑駒の記事一覧
2015 筑駒中入試 国語 講評
歴史とは、純粋に客観的なものでなく、いま現在の視点から過去について語られるものであることを説明した大問1(成田龍一『戦後日本史の考え方・学び方』)。弟をからかい、突き放すそぶりをしながら、彼の身の安全を案じて配慮する兄と…
2014 御三家の哲学 ①
【2014 筑波大学附属駒場中の出題】 ・山極寿一『ゴリラは語る』より 他者との理想的な関係をつくるために。ごく自然な体感尺度をもとに、適度な距離をとりつつ、受容できる懐深さを。ゴリラたちこそ、そのよき「鏡…
2014 筑駒中入試 社会 講評
今年もこれまでと同じく大問3題という構成でしたが,出題分野の順番が変更となっています。 〔1〕この100年間の年表をもとにした近現代史の問題 〔2〕富岡製糸場をテーマにした地理・歴史の総合問題 〔3〕…
2014 筑駒中入試 理科 講評
大問1「生物:動物」 毎年出題される生物についての細かい実験観察問題です。単なる知識と捉える問題ではなく、その場できちんと観察し、考察させる問題です。ヒトのひじやひざが他の動物ではどこになるのか、という問題はよく出題さ…
2014 筑駒中入試 国語 講評
出題形式は昨年とほぼ同様(図版なし)ですが、もともと高い難易度はさらに上昇し、この学校の出題意図、求めている子供の能力の傾向が例年にも増して如実に提示される出題内容になっています。詳細は下記に譲りますが、一言でいえば、「…
2014 筑駒中入試 算数 講評
本年度の筑駒の算数は例年通り、4つの大問という構成で 〔1〕 規則性(周期) 〔2〕 平面図形と辺の比 〔3〕 食塩水 〔4〕 論理と場合の数 という出題(小問13問)になりました。 …
2013御三家の哲学⑦
本年度、筑波大学附属駒場中の入試出題文から。 力太郎の手は実際より大きく描くことで、剛力さを強調できる。また、女性の手足はより小さく描くことで、優しさの真実みが出る。「絵のリアリズム」とは、普遍的な特徴を、…
筑駒の入試問題より
近年の筑駒の理科では、ほぼ毎年電気回路の操作問題が出題されます。2013年は発光ダイオード、モーター、乾電池、リード線を使った回路に関する出題でした。発光ダイオードは、以前から入試で取り上げられている内容で…
筑波大附属駒場中学校・高等学校主催の講演会・公開講座(筑駒アカデメイア)
筑波大駒場中学高校で基本的にはどなたでも参加が可能な「講演会・公開講座(筑駒アカデメイア) 」があるのはご存知でしょうか。社会人のみを対象にしたもの、小学生のみを対象にしたもの、どなたでも参加可能なもの、と様々な講座が用…
2013筑駒中入試 解答・解説
2月3日に行われた筑波大駒中入試の解答例と解説をアップします。 問題の傾向分析と対策の研究にお役立てください。 ⇒ 算数はこちら ⇒ 国語はこちら ⇒ 理科はこちら ⇒ 社会はこちら