体で覚える感覚

2023/6/2

エクタス国語科より

早いもので今年ももう6月になります。

小学校1年生の皆さんは学校生活に慣れましたでしょうか。

エクタスにお通いの低学年のお子さんは芸術やスポーツなど皆さん習い事をたくさんなさっているようです。小さい頃だからこそ、たくさんの物事に触れさせたいというご両親の気持ちの表れだと思います。

世界で活躍する音楽家やスポーツ選手のお話を伺うと、皆さん小さな頃からその道に打ち込んでいる方が多いようですね。やはり感性や肉体的な感覚というものは幼い頃の方が身につくのかもしれません。

勉強にも自転車に乗るときのような肉体的な感覚や、音を聞き分けるような感性が必要なものがございます。算数で言うとある数が何+何か、何×何か。日常範囲の長さ・重さ・速さなど。国語で言うと同じ逆説の接続詞である「しかし」と「ところが」の感覚的な違いや、解答欄から文字数を整える感覚などです。入試問題でも人気のある評論家の外山 滋比古さんの御本にはそのものズバリ「わが子に伝える『絶対語感』」というタイトルのものもありますね。

これらの感覚を身につけるにはやはり低学年のうちから勉強し始めるのが望ましいと思います。エクタスで最難関中学を見据えた勉強を体験なさってみてはいかがでしょうか。

いきなり授業に参加するのは気が引ける、という方は「試行(思考)力・記述力 診断テスト」を受けてみるのもよいかもしれません。7月開催分からは小1のテストも始まります。入塾テストではございませんので、安心してテストの基本動作を練習いただけますし、現在の力を把握することができます。

1学期に準備をして、夏休みから本格的に受験勉強をはじめ、感覚を体でつかむようにするとよいと思います。

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