小学校6年生の皆さん、今日も朝から日々のトレーニング・塾での学習と、徐々にエンジンがかかり始めていることと思います。
さて、受験生にとって、夏は受験の天王山と言われています。さて、今日はこの「天王山」という表現について、塾の教師という立場から受験生の皆さんにメッセージをお届けします。
「天下分け目の天王山」という言葉で表現されるもとになった歴史上の戦いは、明智光秀と羽柴秀吉の「山崎の合戦」でした。この天王山を先に制した秀吉は、この戦いを有利に進め勝利、そのまま天下人へと駆け上ります。主君である織田信長の凶報を聞いた秀吉は、毛利との戦いにすぐに決着をつけ、のちに「中国大返し」と呼ばれることになる強行軍で京都に引き返します。周到な準備と情報力で先手を取った秀吉は、圧倒的な距離の差を跳ね返し、天王山を取りました。
これを受験におきかえて考えてみましょう。そうすると、きっと今自分がすべきことがみえてくるはずです。なにごとも先手を打って進めることができれば、きっと良い夏だったと振り返ることができますね。