こんにちは。大宮校の宮下です。
今日は、11月1日なので、1に関するおはなしをします。
まず、コンピュータでもおなじみの2進数を取り上げてみます。
2進数とは、0と1の2種類の数字を用いて数を表す方法です。
1⇒1
2⇒10
3⇒11
4⇒100
5⇒101
6⇒110
7⇒111
8⇒1000
という具合に表記していきます。
この数には、興味深い特徴があります。
111⇒7
1111⇒15
11111⇒31
111111⇒63
1111111⇒127
何か気づきましたか?
そうです。1つ前の数の2倍より1大きくなっているのです。
それでは、こちらはどうでしょう。
101⇒5
1001⇒9
10001⇒17
100001⇒33
1000001⇒65
何か気づきましたか?
今度は1つ前の数の2倍よりも1小さくなっていますね。
2進数だけではなく、1と0ばかりの数には素因数分解すると興味深いものもあります。
3×37=111
7×11×13=1001
11×101=1111
73×137=10001
3×7×13×37=10101
7×11×11×13=11011
11×73×137=110011
7×11×13×101=101101
3×7×11×13×37=111111
11×73×101×137=11111111
など、いかにも算数の問題の材料になりそうな式がありますね。
算数って面白そう、と感じてもらえると、きっと算数の成績が伸びて、筑駒・御三家・駒東に近づくことができるのではないでしょうか。