エクタス国語科よりの記事一覧
夏のことば 季節感とイメージ
暑い日が続いています。 本日7月23日は、二十四節気でいう「大暑」です。 このころは快晴が続き、気温が上がり続けるころ。 『暦便覧』には「暑気いたりつまりたるゆえんなればなり」と記されています。 つまり、1…
夏休みをきっかけとした読書
いよいよ夏休みですね。 学校から課題図書がでていて、感想文が宿題になっている方も多いのではないでしょうか。 さて、課題図書・感想文にも頑張ってとりくんで欲しいと思いますが、それ以外の読書にも挑戦して欲しいと思…
夏休みに向けて
「柔よく剛を制す」という言葉をご存知でしょうか?日本のお家芸とも言える柔道でもよく使われることばです。この部分の意味は「しなやかなものは、弱そうに見えてもかたいものの矛先をうまくそらして、結局は勝つことに…
2018 御三家の哲学①
当連載では、本年の最難関中学の国語科・入試問題で扱われた文章のテーマから、いくつかの考察を加えてまいります。個々の設問の細部よりは、本文にもられたであろう思想を掬い取り、今日的な意義を考える場とさせていただ…
漢字の「部首以外の部分」
先日、授業で「漢字の部首」をとりあつかいました。 部首とは、漢字の組み立てている部分のうち、基本となる部分のことです。 部首は主に「へん」・「つくり」・「かんむり」・「あし」・「かまえ」・「たれ」・「にょう」と七つの種類…
漢字の書き方を調べる本
学習指導要領が2020年に改訂されます。 どのようになるのか、注目されますね。 それに関連する「漢字の書き方」を調べる本についてお話しします。 漢字を調べるときはもちろん漢和辞典を使うわけです。 読み方が分か…
「メモ」の習慣をつけよう
GWも終わり、2か月もすればもう夏休みです。受験生にとっての「天王山」も目前に迫りました。光陰矢のごとし、などと言われますが、月日の経つのは本当に早いものです。 筑駒をはじめ、御三家はもち…
知っている「つもり」で終わらせない
先日,「漱石の妻」という連続ドラマをNHKで視聴しました。漱石の作品は今までいくつも読みましたし,漱石にまつわる本もいろいろ読んできたので,自分としては作家・夏目漱石についてある程度知っているつもりでしたが…
常識について
先日授業で山の様子をたとえる問題を扱いました。何にたとえていたかというと『ぞうげ』、象の牙にたとえていました。これがエクタスに通う優秀なお子さんでもわからない方が複数名いらっしゃいました。つまり大人(問題作成者)にとっ…
読書と会話
受験生にとって天王山とも言うべき夏が終わりました。今年は雨の日が多く、夏らしい日がほとんどないまま9月を迎えましたね。みなさんの夏休みの成果はいかがでしたか。 順調にこなせた人もそうでない人も、ここで気持ち…