令和2年7月豪雨

2020/7/13

エクタス理科より桜蔭中

令和2年7月3日より熊本県をはじめとする九州、岐阜県、長野県などで広い範囲に降り続く豪雨で大きな被害が出ました。この豪雨による被害を気象庁は「令和2年7月豪雨」と名付けました。これは、気象庁が名称を定める気象現象のうち32番目で、昨年の「令和元年東日本台風」に続くものです。
今回は積乱雲が100km以上の長さに伸び、降雨域が細長く線のように見える「線状降水帯」と呼ばれる現象で大きな被害が出てしまいました。特に線状降水帯と川が平行になっているとき、川の水位が急激に上昇してしまい、被害が特に大きくなってしまいます。

ここ近年、雨による被害が多いのは言うまでもなく地球温暖化が一因です。ですから、世界中で温室効果ガスの削減が求められています。

2020年度桜蔭中の入試問題では、温室効果ガス排出削減について、COP3とCOP21で採択されたものについての出題がありました。COP3では( ? )議定書、COP21では( ? )協定です。それぞれの( ? )には地名が入りますが、これは最近の受験生なら確実に抑えておく必要があります。

なぜ中学受験でこのような時事問題が出題されるのでしょうか。
これは身の回りのことに目を向け考えてほしいという学校側のメッセージではないでしょうか。
入試に出るからではなく、将来の自分のために学習できるとよいですね。

関連記事related posts

エクタス理科より

麻布中の理科の入試問題より

   秋も深まり、冷たい秋の風が吹く日が続いていますね。先生のように地方から出てきた人の間では、東京は「秋がないよね(夏が終るとそのまま冬に突入する)」という話がよく出てきます。今年は夏が終って冬に入る前に秋ら…

エクタス算数科桜蔭中

2014 桜蔭中入試 算数 講評

本年度の桜蔭の算数は大問5問(小問15問)の構成で 以下のような出題となりました。  Ⅰ小問集合 (1)四則計算2題 (2)植木算 (3)割合の文章題  Ⅱ平面図形の転がり  Ⅲ規則性(等差数列と倍数などについての問題)…

エクタス国語科より女子学院桜蔭中

2015御三家の哲学③

【2015桜蔭中】 木内昇『櫛挽道守』 櫛挽職人である父の積年の技量に感嘆し、尊崇の念を深めるほど、嫁ぎ、愛する家業と離れねばならぬ無念さをかみしめる娘・登瀬…櫛挽にあこがれていた彼女が、畏敬の対象である父か…

新着記事latest posts

2025/3/20

ジュニアブログ

筑駒・御三家・駒東中学を目指す小学校低学年の方へ| 大阪・関西万博へ!未来を学びに変える体験学習のススメ

こんにちはエクタスの荒井です。今回は「御三家中学を目指す小学校低学年のお子さまの保護者の方へ」向けて、大阪・関西万博(2025年)をおすすめする理由をご紹介します。 「中学受験」と「万博」、一見すると関係のないように思え…

ジュニアブログ

2025/3/14

ジュニアブログ

小1の学習とは? ~保護者セミナーでよくある質問集2~

エクタスでは2月より『新小1プレスクール』として,4月開講に先立ち授業体験会を行っています。 2025年は3/27(木)~4/5(土)の春期講習期間中も『新小1コース春期特別体験会』として実施いたします。 ※上記全部の日…

ジュニアブログ

2025/3/13

お知らせ

【新小2・3】5月 試行(思考)力・記述力 診断テスト 申込受付中

低学年の現段階で求められる力を診断 筑駒・御三家・駒東中を目指す上で必要となる、与えられた未知の課題を試行錯誤して正解を導き出す「試行力」、考えた答えを書き言葉で表現するための「記述力」。最難関中学受験専門塾だから可能な…

お知らせ

pagetop