こんにちは、エクタス池袋校の白田です。今日は埼玉入試解禁まであと2週間と少し…という時期となりましたので、入試当日の持参物について書いていこうと思います。
エクタスでは保護者会などを通じ、入試当日での持ち物の注意事項を保護者の皆様にお伝えしていますので、受験生のお母様方におかれましてはリマインドになります。
①受験票とその控え
入試の持参物ですぐに思い浮かぶのが受験票。これを忘れると受験できない…と思い込みがちですが、少しの工夫でその事故を回避できるのが「控えを用意する」という作業。
コピーを取っておき、入試当日に使用する鞄の中でも普段は使用しないようなポケットにしのばせておきましょう。当日、万が一の場合には、それを手に学校の事務室に向かうと試験開始までに再発行してくださる学校が多いです。
②計算機能の無い腕時計
携帯電話の普及で腕時計をしていない生徒もかなり多くなってきました。当日は腕時計などは大抵の学校で持参が許可されていますから、今の時期から腕時計をする習慣も含めて、うまく使用できるように練習しておきましょう。また、麻布中のように時計の持参を認めていない学校もありますから、願書は熟読しておきましょう。
③消しゴムは机上から落ちやすい
試験中に机上から物が落ちるというだけで生徒は慌てやすいもの。特にそれが入試においての初めての体験であれば尚更です。まずは消しゴムそのものを複数持参しておくことと、消しゴムをはだかにし、転がりにくい・滑りにくい工夫を事前にしておきましょう。
④勉強道具は学校によりけり
試験が始まるまでの間や休憩時間、コンプリーションなどのまとめ教材を読むことのできる学校もあれば、学習参考書などの持ち物を一切認めていない学校もあります。ここから先はものの考え方ひとつでその過ごし方を変えて良いと言えます。例えば、第1志望が持参不可なのであれば、お試し入試の学校においても例え持ち込み可であっても、あえて持ち込まないという過ごし方もあるわけです。これは受験生一人ひとりのこだわりによるものなので、お子さまと相談して決めておくと良いでしょう。もちろん、お子さまの考え方を主軸においていただくのがベストです。
⑤靴下
雪の日に道路がぐちゃぐちゃで…中学入試ではよくある光景です。タオル類の持参はもちろんですが、そんな時のための履き替え用靴下は何より心強い存在になります。足下がいつも通りでない・足下に不快感が残ったまま試験を迎える…勝率を引き上げるための工夫の1つとして持参をお勧めします。
今回は5つご紹介しましたが、1つ1つの持参物について保護者の皆様には心を込めてご準備くださいますよう、心よりお願い申し上げます。今期のテレビドラマで話題となった「下町ロケット」で登場した、白田の最も好きな言葉「神は細部に宿る」。お父様お母様の愛も、受験の神様は見てくださいます。エクタス小6生全員でロケットスタートを決めましょう!