白熱電球はアメリカの発明王とも呼ばれたエジソンの発明です。数々の名言は努力することの大切さなどを気づかせてくれます。
受験生であれば、一度調べてみるのも良いかもしれませんね。
エジソンは当時10時間程度の寿命しかなかった白熱電球のフィラメントに”竹”を使い1200時間以上の耐久性を持たせたことで有名です。そして、1927年に三浦順一氏が熱損失が少なくて効率のよい二重コイルフィラメントを発明しいまだに広く使われています。
白熱電球の次に増えてきたのが、電球の形をして中に蛍光灯が入っている電球型蛍光灯です。
白熱電球に比べて光量の割に消費電力が少ないので長時間点灯する用途には向いているのですが、点滅を頻繁に繰り返すと寿命が短くなるという欠点があるそうです。
また、点灯直後は本来の明るさより少々暗くなってしまうことも欠点の1つだそうです。
更に近年は長寿命で低発熱によって消費電力をおさえることに成功したLED電球も話題になっています。
あまり話題になりませんが、紫外線を出さないので虫が寄ってこないなどの利点もあるそうです。
しかし一見利点である低発熱が問題点となる場面を考えさせる入試問題も見られます。
昨年の雙葉中では、雪国での信号機で使用に都合が悪い理由を記述させる問題が出題されました。
また、半導体素子であるため熱に弱く熱がこもってしまう場所での使用はあまり向いていないなどの欠点があるそうです。
電球一つとってみても、それぞれに力が発揮できる適材適所があるのですね。
子供達が力を十二分に発揮できるように一人ひとりの特性を理解できるように努めていきたいと思います。