暑い日が続きますが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。
熱中症にならないように服装・室温・水分補給・ミネラル補給に注意しましょう。
さて、夏休みの課題といえば読書感想文。読書が大好きでも、感想を書くのを苦手としている方は多いかもしれませんね。
そこで少しアドバイスを差し上げようと思います。
まず、読む気にならない、方々へ。
塾の授業で扱った文章の全文を、元の本で読んでみるというのはいかがでしょうか。
授業でよく「先生、この後どうなるの?」という質問を受けます。そんな続きが気になるお話の本を読んでみてはいかがでしょうか。
問題には作者・筆者の氏名が記されていますので、インターネットや図書館で検索するとすぐ本が分かります。
続きが気になった、ということは自分が興味を持った、ということですから、意欲を持って取り組めるはずです。
そして、授業で扱ったということは、少なくともその部分は、解説を受けて理解している、ということです。
自信を持って読めますね。
次に感想の書き方。
よいことを書きましょう。「面白くありませんでした」「現代の社会通念からすると、主人公の行動はおかしいと思います」
など、悪いことを書いていると、自分で嫌になってしまいます。自分の意見と合わなかったりする部分もあるでしょうが、そういう箇所よりも、
感心したところ、面白いと思ったところを選んで書くようにするとよいでしょう。
難関校の国語受験問題では記述式で答えを求めるところが多いのは中学受験の常識です。読むだけでなく書くことも必要です。
感想文を面倒な宿題ととらえるのではなく、自分の記述力を鍛える機会だととらえて前向きに取り組みましょう。
エクタスにお通いの皆様は普段から十分、書くことに親しんでいますけどね。