塾生の皆様、保護者の皆様、本年も大変お世話になりました。
来年も何卒よろしくお願い致します。
さて、年越しの際一般的に食される年越し蕎麦について、色々と調べてみました。
なぜ年越しにお蕎麦を食べる習慣になったのでしょうか。
最も一般的な説は「細く長く達者に暮らせることを願う」というものであるのは有名ですが、
もともと、江戸時代中期には月の末日に蕎麦を食べる「三十日蕎麦(みそかそば)」
という習慣があり、現代では大晦日のみにその習慣が残ったものと考えられているそうです。
年末に家族そろって食べることが多いことから、「末長く、そばにいたいから」
という説もあるそうですが、ちょっとした心温まるいいお話ですね。
大晦日はお正月の準備を終え、一晩中眠らずに年神様を迎える日。
この夜に早く寝ると皺が増えるとか白髪になるという言い伝えがある地方もあります。
夕食を普通に食べて、夜食として10~11時頃に食べてもいいし、
夕食代わりに年越しそばを食べてもいいでしょう。食べ方の決まりはありません。
かけそばでもざるそばでもOK。ただ、年を越してから食べるのは縁起が悪いと言われるので、 12時までに食べ終わることが大事なのだそうです。
年越し蕎麦も、これだけ深い慣わしなどがあるんですね。
来年度も皆様とそのご家族様のご多幸を、心からお祈りしております。