〇受験者平均点予想 60点前後
小問数24題。例年よりも難度の高い問題が並びました。取りやすい問題と取りにくい問題がはっきりしていたため、試験中の立ち回り如何によって、差がついたと言えます。
<各設問ごとの難度 A・B・C と一部講評>
(A:確実に得点したい問題 B:差がつく問題 C:合否に影響しない問題)
大問1(1)A (2)A (3)C (4)B (5)B (6)B (7)B
大問2(1)A (2)A (3)C
大問3(1)A (2)B (3)B
大問4(1)A (2)B (3)B
大問5(1)A (2)A (3)C
もっとも差がつくと考えられるのは一行問題の(4)~(7)で、女子難関校ではオーソドックスな出題。御三家をはじめとする難関校の入試問題に触れていれば一度は解いた経験があるでしょう。ここでの得点力が上位であった生徒は好勝負濃厚です。また、大問3・大問4の平均に関する問題(マルイチ算)と速さの問題では、得手不得手がはっきりと出る出題になっています。2/4入試においても浦和明の星を希望される場合には、上記難度B問題をきっちりと理解して臨むことをお勧めします。